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2012/05/04 (Fri)
「教育実践対話の会4月例会報告」
Comments(0) | 未選択
報告が遅れました。
参加者は大学の先生や現職の先生、学生さん30人でした。
 
四月ということで、学級開きをテーマに提案がされました。
 
今回私は参加できなかったので、参加者の方の感想を載せさせていただきます。
 
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提案者:小田部香奈子さん(海老名市立中新田小学校)

 

わたしの学級開き」

4月、まだ学級が始まって間もないクラスの様子を、

係活動をきめる場面と、2人の気になる児童の姿などから発表してくださいました。

また、「願う子ども像」という、学級開きの前に考えた年間の計画(案)を見せていただきました。

 

●かかり作りについて

学級にとって何係が必要か、

自分は、どの係になりたいかなどの話し合いの中で、

小田部さんは、1年生の時の係からの脱却を考えていたようでしたが、

子どもは、レールに沿おうとしているよう。

そのような問題意識のある中、それだけではなく、係は何のためにあるのか、

誰のためにあるのか、「係と当番の違い」なども考えさせられました。

 

 

●気になる子どもについて

 ・Kの思い・Kに対する教師の言葉かけ

 これらを話し合う中から、Kを気にする小田部さん自身の思いを考えていくことにもなりました。

 それぞれが目指す学級、目指す子ども像をもって教壇に立ちます。

だからこそ、気になる子が出てくることと思いますが、

自分自身、どこに重きを置いているのか、何を目指しているのかを

それぞれの先生方が考えるきっかけともなりました。

 

「願う子ども像」について

 年間計画を立てて、学級開きに向かう、0次案。

小田部さんの0次案には、教科間を結び付けるような矢印が

数多く飛び交います。

各教科が結び付き、絡み合い、いろいろな視点から学びが形成されていくことと

そのような広い視野で子ども、授業を捉えていくことを改めて感じさせられました。

 それに加え、小林先生からは、学級の姿をこの計画にもっと書いていくことの必要性をお話しいただきました。生活科の「春みつけ」「夏みつけ」…の流れから、「自分みつけ」への発展。

教科が教科で終わらずに、子どもたちの姿と結び付けていきたいものです。

 

●初任者が多かった今回の例会の中で…

 初任者、学生さんがたくさん来てくださいました。その中で、何年も経験を積んだ先生方のお言葉が、ずしんと私たちに届いてきたように感じます。

「ほめ上手としかり上手。あなたはどちらですか?

「怒り慣れてはいけない。」

「ほめ名人に。態度・量・質でほめる。しかるのは短めに。ほめてあげるための教材研究。

「子どもの中に入っていく。」

「これだけできて当たり前、ではない。

「『まだ』と『もう』の使い方。」

 

小田部さんの実践を学び、私自身、また楽しみが増えてきたような気がします。

GWとなりましたが、この連休を、自分自身の一カ月を振り返り、修正する機会にしたいと思います。

 
佐藤
 
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ありがとうございました。
次回も対話を重ねましょう。
 
次回例会
東京学芸大学附属小金井小学校です。
 
中野
 
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