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2011/04/23 (Sat)
「教育実践対話の会4月例会」
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教育実践対話の会4月例会ふり返り
 
参加者は28名でした。大学の先生、その学生さん、また現職の先生が参加しました。
 
【内容】学級開きを語り合おう
【提案者】中野、佐川
【話し合われたこと】私の学級開きを語り合おう
<中野実践に対して>
1.テーマ「変わる」に対して
・学級開きで提示した担任からのキーワードは「変わる」であって「変える」ではない。中野先生の優しさが感じられた。
・「変わる」という言葉はインパクトが強い。「変われない部分」についてや「変わりたくない部分」について丁寧に見ていく必要があるのではないか。
・担任が「こうなって欲しい」というメッセージを提示することはとても大切。
 
2.「ボールテージゲージ」というものの存在
・先生の顔色を見て行動してしまう子どもを育てるという危険性はないか
→顔色を見て行動して欲しいという願いをその子に持っている。
 人の気持ちや表情を感じ取れないという特別支援が必要なこどもに対しての手立てとして行っている。
・これは「ユニバーサルデザインの実践である」
そして、その実践が周りの子どもたちにどのような影響を与えていくのか、また、それを糧にしてどのような実践に変化していくのかを大切にしたい。
・必要性があって実行しているならそれを言葉にして説明していく必要がある。
 その子のための手立て。今後の見通しを持って実践に当たっているのだということ。
 

<佐川実践に対して>
1. 専科としての授業開き
・自己紹介をノートに書いてもらった。佐川という教師との出会い
・「紙ブーメラン」での導入。感想をノートに求めたが、楽しかったという子どもが多かったなかで、最後まで飛ばず「紙ブーメランは飛ばないということがわかりました」という感想を書いた子もいた。ノートでの子どもたちとの関わりが大切。
・学級担任と専科教師の関係
 専科は一週間に数回の授業で子どもたちと勝負している難しさがある。
 クラス担任との連携が重要。まずはどんどんお互いに教室に入っていくようにしたい。
2. 理科という教科の難しさ
・実験とはいったいなんだろうか。
・子どもたちは少しの誤差にもこだわる。そうしたときの対応。
・単元の組み方。取り扱う順序にはその教材のもつ難しさがある。
・「本当にそうなのか」という目をもって実験をしてみることが大切。教科書に掲載されている実験でさえ、そうはならないことがある。事前に予備実験してみることで、曖昧さがなるべく出ないように準備しておきたい。
 
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今回は年度最初の例会でしたが、非常にホットな会になりました。
忌憚のない意見を互いに言い合えるそんな会であることを改めて思いました。
 
【次回例会案内】
5月21日(土)14:30~
学芸大学附属竹早小学校
「年度始まって間もない頃の実践」
提案予定者:柴生田明(都内市立小学校教員)
 
ぜひ、皆さんのご参加をおまちしています。
(N)
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