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2024/04/20 (Sat)
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2011/04/23 (Sat)
「教育実践対話の会4月例会」
Comments(0) | TrackBack() | 未選択
教育実践対話の会4月例会ふり返り
 
参加者は28名でした。大学の先生、その学生さん、また現職の先生が参加しました。
 
【内容】学級開きを語り合おう
【提案者】中野、佐川
【話し合われたこと】私の学級開きを語り合おう
<中野実践に対して>
1.テーマ「変わる」に対して
・学級開きで提示した担任からのキーワードは「変わる」であって「変える」ではない。中野先生の優しさが感じられた。
・「変わる」という言葉はインパクトが強い。「変われない部分」についてや「変わりたくない部分」について丁寧に見ていく必要があるのではないか。
・担任が「こうなって欲しい」というメッセージを提示することはとても大切。
 
2.「ボールテージゲージ」というものの存在
・先生の顔色を見て行動してしまう子どもを育てるという危険性はないか
→顔色を見て行動して欲しいという願いをその子に持っている。
 人の気持ちや表情を感じ取れないという特別支援が必要なこどもに対しての手立てとして行っている。
・これは「ユニバーサルデザインの実践である」
そして、その実践が周りの子どもたちにどのような影響を与えていくのか、また、それを糧にしてどのような実践に変化していくのかを大切にしたい。
・必要性があって実行しているならそれを言葉にして説明していく必要がある。
 その子のための手立て。今後の見通しを持って実践に当たっているのだということ。
 

<佐川実践に対して>
1. 専科としての授業開き
・自己紹介をノートに書いてもらった。佐川という教師との出会い
・「紙ブーメラン」での導入。感想をノートに求めたが、楽しかったという子どもが多かったなかで、最後まで飛ばず「紙ブーメランは飛ばないということがわかりました」という感想を書いた子もいた。ノートでの子どもたちとの関わりが大切。
・学級担任と専科教師の関係
 専科は一週間に数回の授業で子どもたちと勝負している難しさがある。
 クラス担任との連携が重要。まずはどんどんお互いに教室に入っていくようにしたい。
2. 理科という教科の難しさ
・実験とはいったいなんだろうか。
・子どもたちは少しの誤差にもこだわる。そうしたときの対応。
・単元の組み方。取り扱う順序にはその教材のもつ難しさがある。
・「本当にそうなのか」という目をもって実験をしてみることが大切。教科書に掲載されている実験でさえ、そうはならないことがある。事前に予備実験してみることで、曖昧さがなるべく出ないように準備しておきたい。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
今回は年度最初の例会でしたが、非常にホットな会になりました。
忌憚のない意見を互いに言い合えるそんな会であることを改めて思いました。
 
【次回例会案内】
5月21日(土)14:30~
学芸大学附属竹早小学校
「年度始まって間もない頃の実践」
提案予定者:柴生田明(都内市立小学校教員)
 
ぜひ、皆さんのご参加をおまちしています。
(N)
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2011/03/21 (Mon)
「教育実践対話の会2月例会」
Comments(0) | TrackBack() | サークルの活動報告
2月26日に例会が開かれました。
20名の参加でした。

教師6年目の女性の先生の実践報告でした。
私は参加できませんでしたので、参加者の声を載せたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

石田さん、お忙しい中資料の準備、そして発表ありがとうございました。
10月1日に授業を参観させて頂いた時の、話題になった子ども達の表情や先生の温かな関わりを思い返していました。
「教師が子どもにどんな言葉掛けをしたらいいのか」
という正解のない問いについて、改めて自分のクラスを想いました。
子どもの関係が浮かび上がってくるような授業記録を選ばれたこと、きっと石田さんが訴えたかったことが詰まっていたのですね。

斎藤先生、コーディネートとは・・・勉強させて頂きました。
同じ資料でも、あのような進め方をすることで、読み方感じ方は
全く異なるものになるものですね。
『勉強会の場も授業である』という小林先生の言葉を感じ、
これからの例会の進め方に示唆を頂いた思いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

次回の例会は
4月23日(土)
時間 14:00~17:30
場所 東京学芸大学附属 竹早小学校

内容 14:00~14:30 総会
   14:30~17:30 第1回例会

となっています。
よろしくお願いします。

(N)


2011/02/18 (Fri)
「対話の会1月例会」
Comments(1) | TrackBack() | サークルの活動報告
22名の参加でした。
22名という数もあり、発言がつながっていったように思います。学生の参加者からも自身の思いが率直に語られた会でした。

内容は明日、載せたいと思います。
(N)

<追記>

目黒先生の3年生から2年間担任して2年目の4年生の実践でした。
単元は「一つの花」
目黒先生の思いは
「子どもと一緒につくる模造紙板書」
という強い主張のある提案でした。また、単元の構想の中に、子どもを位置づけて単元構想をまとめていることも思いのある提案でした。

【話し合いのなかで出た話題】
・この授業でこそこの板書
・教師と子どもが活用するための板書
・「一つの花」などの戦争文学などの教材を取り扱いの難しさ

今回は話し合いの中で発言しにくかったもしくは、聴くことに徹していた方たちにもまとめとして何か残してほしいと思い、一言ずつ感想を書いていただきました。そのなかからいくつか紹介します。

【感想の中から】
・文学教材の背景知識、とても考えさせられました。
「これ、何時代?」という発言であるとか、「あいま」の問題であるとか、子どもが生活や現在の価値観と照らし合わせて読むには必要なのかなと思います。(学生の参加者から)
・「あいまなんてあるのかな」「戦争って激しいからさ」「もう、帰ってこれないかもしれない」この子たちの発言(おそらく生活経験に即したもの)の根拠を問う。それによって、学級の戦争のイメージを広げる、深めるそれによって、子どもたちの読み考え子どもたち同士の関係が深まり発展していくのではないかな・・・と思いました。(現職の先生の参加者から)
・「板書の大事さ」
 →意見の対立・吟味
 →大事なことはわかるが、板書に神経が集中し子どもの言葉をじっくり聞けなくなるのでは?という思いもあります。(現職の先生の参加者から)

今回もたくさん対話ができました。
考え続けることを続けたいですね。

次回は2月26日(土)14:30~
学芸大学附属竹早小学校

次回もたくさんの仲間と対話ができるといいです。
(N)

2010/12/02 (Thu)
「教育実践対話の会活動報告11月例会101127」
Comments(2) | TrackBack() | サークルの活動報告
東京学芸大学附属教育実践研究センターで行われ、参加者は33名でした。学生さんの参加が多かったです。現職の方も多く参加しました。

今回の提案者は、東京学芸大学附属世田谷小学校の齊藤和貴さん。2年生の総合学習で「絵本の読み聞かせを通して自分のあり様を考える」という授業実践を提案でした。

今回の内容
1.参加者の自己紹介
2.絵本の紹介
3.本時のVTR視聴
4.グループ討議
5.グループ別内容の報告
6.全体討議
7.齊藤さんから

●「さかさこもりくん」について
今回の齊藤さんが授業で使用された絵本は「さかさこもりくん」です。内容を簡単にまとめると以下ようになります。

反対の言葉しか言えないこもりくん、通りかかったねずみくんに「あそばないよー。」と声をかけるものの、気にかけてもらえず、まったく相手にしてもらえません。次に来たくまくんに「今日はひどい天気だ。」と声をかけます。くまくんはその言葉のおかしさが気になり、こもりくんと話をしていく中で、こもりくんが逆のことを言っていることに気づきます。その後、2人は一緒に遊び、楽しい時間を過ごしました。

●グループ討議と全体討議から
多くのグループで討議の焦点となったのは、「先生と子どもの問題意識のズレ」です。齊藤さんは、子どもたちにくまくんの立場から教材に向き合ってほしいと考えておられました。その背景にはクラスの子どもたちに「他者を感じてほしい」という思いと「言葉を大切にしてほしい」という思いがあったからです。しかし、

・子どもの意見に対して、先生からの言葉、価値づけが多すぎるのではないか。

・ワークシートの記述をはじめ、くまくんがいい人、ねずみくんがよくない人という構図がいつの間にか出来上がっていないか、本当に子どもに感じさせたかったのはその部分か。

・2年生にとって、「さかさこもりくん」を題材とした先生ねらいは難しすぎるのではないか。

といった側面から、先生のそれらの思いが子どもたちに伝わっていないのではないかという意見が出ました。

○齊藤さんの思いから
ただ、これらのことはすでに齊藤さんは感じられており、印象的だったのは、最後に「私自身がねずみくんだったのかもしれない。」と齊藤さんが自分自身を形容されていたことです。
ねずみくんのことを「ねづっち」と言った子どもに対して「ねずみくんでしょ」と修正した場面がありました。それを捉えて、『齊藤さんの姿』と『齊藤さんが授業にかけた願い』とのズレを感じた参加者の方から出された意見をうけての発言だったと思います。

齊藤さん
「普通であれば、子どもたちは、こもりくんの立場で物語を読んでいく、しかし、あえて、くまくんの立場から読んでいくことで『優れた聞き手』としてのくまくんのよさに気がついていってほしかった。しかし、そのような思いが強かったゆえに、私自身がねずみくんになってしまっていた。」

学級の実態に明確な問題意識をもち、真っ正面から取り組み、実践を模索していく齊藤さんの姿から多くのことを学ばせていただいた会となりました。
(K&N)


次回は12月11日
14:30~17:30
学芸大学附属竹早小学校

*アクセス*
東京メトロ茗荷谷駅、もしくは後楽園駅下車、徒歩15分。

です。
今回はたくさんの学生さんが参加してくれました。興味ある方の参加は勿論、『この人なら』という方を誘っての参加をお待ちしています。

(N@対話の会)


2010/12/02 (Thu)
「初志の会 関東地区ブログ、できました。」
Comments(0) | TrackBack() | 未選択
社会科の初志をつらぬく会~個を育てる教師のつどい~の
関東地区ブログができました。

関東地区のサークル同士で交流したり、関東で興味をおもちのみなさんの参考になるような場にしていけたらよいな、
と思っています。

みなさま、投稿、、コメント、アドバイス、よろしくお願いします!!

教育実践対話の会 佐川




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